泌尿器科の診療|膀胱炎や前立腺肥大、頻尿などについて

泌尿器科

urology

泌尿器科の主な対象疾患

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Infection

感染症

  • 膀胱炎(尿道炎)

    細菌によって膀胱内が炎症を起こす病気です。
    男性に比べて尿道が短く、尿道口が膣と肛門のすぐ近くにある女性の身体は細菌が膀胱内に侵入しやすい構造のため膀胱炎になりやすく、特に20代から30代の生殖活動期の女性に多いのが特徴です。
    膀胱炎は通常熱が出ることはなく、排尿痛や頻尿、尿混濁、血尿、残尿感などの症状がみられます。
    排便や性行為などによって尿道口から菌が侵入し発症することが多いですが、そのほかに過労や寝不足、免疫力の低下時にも発症しやすくなるため注意が必要です。

  • 前立腺炎

    細菌やストレスによって前立腺が炎症を起こす病気です。
    前立腺炎は「急性前立腺炎」、「慢性前立腺炎」、「細菌性前立腺炎」、「非細菌性前立腺炎」の4つに分類されます。
    原因や発症様式によって症状は異なりますが、典型的なものとしては、会陰部痛や頻尿、残尿感、射精痛、尿意圧迫、排尿困難などの症状が多くみられます。
    細菌性前立腺炎は大腸菌などの腸内細菌やクラミジアが原因で発症し、さらに急性の細菌性前立腺炎では40度前後の高熱やふるえ、だるさなどの炎症による症状が全身に現れ、炎症があまりに激しい場合には敗血症にまで進展し、多臓器不全などが原因で生命を脅かす危険性もあります。

  • 性感染症

    性行為によって病原体を含む精液や膣分泌液を直接触れることによって感染する病気です。
    性感染症に感染しても自覚症状がないことがあるため、感染した人が気付かないままパートナーに感染させてしまう場合や、不妊症や母子感染などに繋がる恐れもあり、早期発見・早期治療することが大切です。
    たった1度の性行為でも予防をしないで性行為をすると誰でも感染してしまう可能性があります。
    性感染症を予防するには、コンドームを正しく使う事が非常に有効で、自分自身とパートナーの安全のためにコンドームの使用含め安全な性行為についてしっかりと話し合うことから始めることも大切です。

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Urination

排尿に関するトラブル

  • 頻尿(過活動膀胱)

    尿の回数が多い、尿が近い症状を頻尿と言います。
    残尿、多尿、尿路感染、腫瘍、心因性など様々な原因がありますが、「過活動膀胱」による頻尿が特に多く見られています。
    過活動膀胱とは、膀胱に尿が十分に溜まっていないのに自分の意識しないところで膀胱が勝手に縮んでしまう病気で、急に尿がしたくなったり排尿の回数が増える、場合によっては尿が間に合わずに漏らしてしまうなどの症状が現れます。
    過活動膀胱は神経によるコントロールがうまく働かなかったり、加齢による老化現象として起こったりしますが、中にはいくつかの原因が複雑に関与していて正確な原因が特定できない場合もあります。

  • 排尿困難(前立腺肥大症)

    尿が出にくい、尿の勢いが弱いなど排尿に支障をきたすのが排尿困難です。
    排尿困難には、加齢による機能の変化や妊娠・出産による骨盤底筋のゆるみなど様々な原因がありますが、男性の場合は前立腺が肥大して尿道を圧迫することによって尿の通過障害をきたす「前立腺肥大症」が原因で排尿困難が生じてしまうことがあります。
    風邪や花粉症などの治療薬として抗ヒスタミン剤を服用していると、前立腺肥大症の症状を悪化させる可能性もあります。また前立腺肥大症と前立腺がんは関連のない病気ではありますが、症状がよく似ているため男性で排尿困難のある場合には定期的な健診を受けることをお勧めしています。

  • 夜尿症

    夜尿症とは、睡眠中に尿が漏れてしまう症状を指します。
    子どもの症状と思われがちですが大人にもみられる症状で、主に生活習慣の乱れや加齢による神経コントロールの働きの悪化、ストレスによる自律神経不調、睡眠障害などが原因で夜尿症の症状が現れます。
    大人の夜尿症には、糖尿病による末梢神経障害や睡眠時無呼吸症候群、頻尿(過活動膀胱)、排尿困難(前立腺肥大症)、ひどい便秘、子宮脱などの疾患が潜んでいる可能性もあり、注意が必要です。
    早めに検査を受け適切な治療を受けることが大切です。

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Hematuria

尿に血が混じる

  • 尿路結石

    尿路結石とは腎臓、尿管、膀胱、尿道に結石がある状態を指します。
    尿管にできる結石には、激しい腰背部痛や側腹部痛、下腹部痛のほかに精巣の痛み、血尿、嘔吐などを伴うこともありますが、腎臓や膀胱の結石にはあまり痛みが見られないため放置してしまい気が付かないうちに結石が大きくなりサンゴのように肥大化する可能性もあります。
    ですが、自覚症状が全くないわけではないので少しでも尿に異変を感じたら一度受診することをお勧めしています。
    また、尿路結石はメタボリックシンドロームの危険因子としても注目されており、尿路結石予防や症状改善には食生活と運動が基本で、規則正しい生活を送ることが大切です。

  • 膀胱がん

    膀胱がんとは、膀胱の一部を覆う移行上皮という粘膜に発生するがんです。
    初発症状で特に多く見られるのが血尿ですが、毎回血尿が出るというわけではないため注意が必要です。また膀胱炎や尿路結石とは異なり痛みを伴わないことが特徴で、「無症候性血尿」と呼ばれています。
    がんの病状が進むと、尿が出にくくなったり残尿感を感じるようになるなどの排尿障害を起こし、さらに進行すると痛みを生じ、排便の異常、直腸や子宮からの出血がみられる場合もあります。
    尿に少しでも異常を感じたら早めに受診することをお勧めします。

  • 前立腺がん

    前立腺がんは中高年の男性に多く見られるがんで、前立腺の細胞が正常な細胞増殖機能を失い、自己増殖することによって発生します。
    内腺に発生する前立腺肥大症とは異なり、前立腺がんは主に外腺に発生します。早期に発見できれば他のがんとは異なり比較的治りやすいがんですが、初期には自覚症状がほとんどなく発見が遅れることが多くあります。
    がんの病状が進むと、尿や精液に血が混じる、尿が出にくくなる、排尿の回数が多い、排尿時に痛みを伴うなどの症状が現れます。
    最終的には骨やほかの臓器にがんが転移する恐れがあり、骨に転移した場合は骨痛が現れることがあります。
    がんが進行する前に自覚症状に頼らず、早めに検査を受けることをお勧めします。

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Other

その他

  • ED(勃起不全)

    ED(勃起不全)とは、性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または勃起が維持できない、勃起時の硬さが不十分である状態を指します。
    「勃起しないことがある」、「勃起する自信がない」など本人が勃起に満足を感じられない場合もED(勃起不全)となり、治療対象となります。
    ED(勃起不全)は、心理的な要因や精神的ストレス、糖尿病などの心血管系疾患のほかに肥満や運動不足、喫煙などの生活習慣が原因で起こると言われています。
    ストレスが原因でED(勃起不全)を発生することもありますが、動脈硬化が原因となっていることも多いためいつか治ると放置しておくのはあまり得策ではなく、きちんと受診して適切な治療を受けることをお勧めします。

当院で可能な泌尿器科の主な検査

  • 尿検査

    基本的に全ての患者様に行っていただく検査になります。
    尿の中身を調べる検査です。
    血、汚れ、タンパクや糖などの成分を調べます。
    男性は排尿最初からの尿、女性は最初の尿を破棄した後の中間尿を採取頂きます。

  • 超音波検査

    無痛で体内の臓器を検査できる画像検査です。
    泌尿器科では主に腎臓、尿管、膀胱、前立腺などの観察を行います。

  • 残尿測定

    専用の機器を用い、無痛で排尿後に残っている尿の量を測定します。20秒程度で終わります。

  • 尿流測定

    排尿困難や頻尿の原因を調べるために、装置を設置した通常型のトイレで尿の出る勢いや量、時間を測定します。
    個室でただ排尿してもらうだけなので痛みや恥ずかしさを感じる検査ではありません。

  • 尿細胞診

    尿検査や超音波検査で膀胱がんが疑われる場合、より詳しく尿を調べる検査です。専門機関に検査を依頼しますので結果判定に1週間程度要します。

  • 膀胱鏡

    尿検査や超音波検査で膀胱がんや結石が疑われる場合、柔らかい内視鏡を尿道から挿入し膀胱内を観察する検査です。
    10数年前に行われていたのは硬いカメラだったので痛いという噂をお聞きになるかもしれませんが、現在のカメラは非常に柔らかくできており、挿入に痛みはそれほど伴いません。痛み止めのゼリーも用います。

  • 前立腺直腸診

    男性のみが持つ前立腺を肛門から直接触れて検査する方法です。ただし男性皆さまが受けないといけない検査ではありません。前立腺に炎症や癌が明らかに疑われる患者様にのみ行う検査です。

羽曳野市「古市駅」から徒歩5分

よしおか泌尿器科クリニックのご案内

  • 所在地
    〒583-0856
    大阪府羽曳野市白鳥1-4-13 
    D・Hビル白鳥ビル2階
  • アクセス
    近鉄南大阪線「古市駅」より西へ400m
    外環「軽里北」交差点より東へ500m
    専用駐車場9台あり
  • 電話番号
    072-950-5100
  • 診療時間

    ※当面の間、ペインクリニックは火曜日・金曜日・土曜日の午前のみ診療となります。

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